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三江線と路線バスで大田市へ [旅・遠出]

広島から帰る際、ただまっすぐ帰るだけでは面白くないよなぁといろいろ調べてみたら、広島駅を早朝に出れば三江線に乗った上でサンライズ出雲に乗って東京へ戻ることが可能と言うことが判明したので、さっそく実行してきました。

とくにこの三江線という路線は、いつ廃止になってもおかしくないぐらいの超閑散路線で乗れるときに乗っておかないと絶対に後悔すると思ったので、何よりも最優先で乗っておきたかったのです(この記事を書いたわずか2ヶ月後、廃止が決定されました・・・)。

ちなみに三江線自体はかなり前に江津から三次へと乗っているのですが、当時乗ったときは三江線が車両トラブルで昼間の便が運休し、夜の最終列車に乗ったため、後半の車窓がほとんど拝めなかったということもあって、もう一度乗っておきたかったというのもあったりします。

広島駅からは芸備線に乗って三次へと向かいましょう。



芸備線の広島駅周辺は未だにこんな古い型の気動車が走っていて時代を感じさせてくれます。というか、乗客多いんだからもっと新しいヤツにすりゃとか思うんですが、これを使い続けた方がコスト的に良いのでしょうか?

この日は昨夜から大雨が降り続いており、広島から岡山にかけて大雨洪水警報が発令されていました。そのため、芸備線や福塩線などのダイヤが乱れており、今後が不安になる天候でしたよ。



太田川支流の三篠川が今にも溢れそう。

これはもう下手すれば三江線は終日運休なのでは・・・と思っていましたが、山陰に向かうにつれて天候はどんどん回復していき、三次に着く頃には青空が広がってました。これは助かった!



見事な青空。

三次駅で9:57発の三江線にお乗り換えです。なお、江津まで行く列車は9:57を逃すと16:56まで来ないので要注意です!!

18切符シーズンではない7月上旬の土曜日だったので、乗客は数名の地元住民含めて15人程度。これが18切符シーズンともなると大混雑するらしいので、タイミング的にもちょうど良かったかなと。

ダイヤが乱れている福塩線からの列車を待ち、10分程度の遅れで出発です。

今回は4つしかないボックス席のうち一つを確保でき、ご満悦状態での出発となったのですが、出発してから江の川とは反対側の進行方向左側座席に座ってしまったことに気づいてしまい、結局いつもの定位置である最後部へと移動・・・



江の川もすごい水量だし、一歩間違えたら三江線は運休だったかもしれない。



1日5本しか走っていない三江線のうち、2本が通過してしまうと長谷(ながたに)駅をノリノリで通過する三江線。

前回乗ったときはこの辺はもう真っ暗な状態での移動だったので気づかなかったのですが、三次を出てからずっと江の川にそってゆっくりと走行する三江線は車窓も広葉樹っぽい樹木が多く、紅葉の時期になれば素晴らしい眺めが堪能できるのではないのかなと思いました・・・が、沿線には大きな街が全く存在せず、高校などもほとんどないため通学需要あてにできず、特急などを走らせることは論外なので、経営的にはかなり厳しそうです。

こういうところは木次線を走るトロッコ列車でも走らせれば良いのでは?とも思ったのですが、聞くところによると、線路に枝葉が多く伸びて、それを除去する費用すら捻出できない三江線では、そういう観光列車を走らせることも不可能とのことで、本当にもうどうしようにもない状況らしいです。

口羽駅をすぎると、三江線で最も新しい区間に突入し、しばらく進むと、一部鉄道ファンには有名な宇都井駅に到着します。



還暦を迎えた感じの団体さんが突然降りて記念撮影していたので、俺もそれに合わせてこっそり途中下車。停車時間は1分もないはずなのに、しっかり待ってあげるとか、さすが三江線ですね!



この駅はトンネルとトンネルの間の高い鉄橋の途中に無理矢理作られた駅であり、地上約20mに作られたその駅の高さは日本一とも言われているとのこと。しかも何がすごいかって、そんなに高いところに作られたホームへはエレベータなどは一切なく、116段の階段を駆け上がらなければ到達できないときているので、それがまた人気を博しているみたいです。個人的には是非とも訪問してみたいところではあるのですが、列車のダイヤ上それが難しいので、やるならレンタカーでも借りて行くしかなさそうです。



激流江の川を渡る三江線。



いったん江の川から離れると、川もこんなに綺麗。山陰側はほとんど雨も降らなかったようで、本当にこっちに来て大正解(この日、岡山県の方は終日大雨だったらしいです)。



そして粕淵駅で下車です。



本当なら終点まで乗り通すのがスジって物なのですが、このまま江津まで向かってしまうと、それだけで1日が終わってしまうので、断腸の想いで粕淵駅で下車します。

なぜかというと、三次から松江の方へ向かうとなると、三江線では大きく迂回する必要があってちょっと都合がよろしくないのです。




しかも、三江線は浜原から江津方面は線路の状態が非常に悪くてスピードが全く出ないことから時間も大幅にかかってしまい、時間のない社会人にとっては残念ながらいろいろと不都合なのですね。それに俺自身、乗りつぶしの観点から見ても一度乗っているので、ここらで下車するのもまたありだろうと思ったのです。

さらに調べてみると、粕淵からまっすぐ北へと延びる国道375号線には路線バスがあり、粕淵と大田市をショートカットできることが判明したので、そちらに乗って見ることにしました。

とはいえ今の時間は11:35で、路線バスが来るのは13:01なので、90分ほど時間をつぶす必要があります。駅周辺は失礼ながら特にこれといって見所があるわけでもなさそうなので(というかメチャクチャ暑かったので歩きたくなかった)、適当にお食事処を探してみることにしました。

クソ暑い中、急な坂は登りたくないなぁと思ったので、駅を出て右側へと進んでいくと、「ふくだ」というお好み焼き屋さんを発見!



営業中のようでしたので早速突撃しました。



島根県の山の中まで来て広島風お好み焼きに出会えるとは思っていなかったのですが、それだけではなくてとても美味しかったです! 90分ほど時間があったので、店を切り盛りしているおばちゃんに根掘り葉掘り伺ってみると、数年前までは広島市内でお好み焼き屋をやっていたらしく、旦那の都合でこちらに引っ越してきたそうです。なので、味は本場物そのもの、これは粕淵駅で下車したのなら是非とも味わっていただきたい逸品でした!

食後は再び粕淵駅へ。



しばらく待っていると石見交通の路線バスがやってきました。



土曜日のお昼だったからか乗客は俺一人、途中で2名ほど乗車したものの乗客は少ないなぁ。仮に三江線がバス転換されたとしても、おそらく乗客はこんな感じだろうし、そうなるとかなり早い段階でこの辺の公共交通機関は消滅してしまいそうです。

粕淵を出た路線バスは途中いくつかの観光施設や温泉街などを経由しつつ、国道375号線をひたすら走り続け、40分ほどで大田市(おおだし)駅に到着。予想以上に近い!



粕淵から鉄道を使うと2時間以上かかるのに、路線バスなら1時間かからないので、このルートはもっと活用されても良さそうな気がしました。

実はあまり調べていなかったのですが、もしかしたら三江線と石見銀山をセットに回った上で大田市駅に行けるルートもありそうです。路線バスの本数はどこも片手で数えられるほどしかないものの、路線自体はそれなりに充実しているので、探せばもっと楽しいルートが見つかるかもしれませんね!

(追記)調べてみると、今回乗った三次9:57発の列車で石見川本駅まで行くと、待ち時間ほぼなしで石見銀山経由の大田市駅行きのバスに乗れるうえ、粕淵経由よりも大田市駅に早く到達できるっぽいです!

といったところで続きます。
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